家庭菜園に興味がある、ちょっとだけやってみたい、ズボラだから難しいのは無理そう。そんな方におすすめなのが「大葉(シソ)」の栽培です。
大葉(シソ)はとても丈夫で一度植えたらどんどん増えていきますし、大葉(シソ)って何かと便利じゃありませんか?サラダに入れたらちょっとしたアクセントになるし、ふりかけにもなるし、ハンバーグに乗せても絶品です!
そんなめっちゃ便利な大葉(シソ)をいつでも家で摘めたら最高ですよね!
今回ご紹介するのは、そんな大葉(シソ)の「栽培」と「水耕栽培」の方法です。大葉(シソ)を葉っぱから再生するのはまだ成功してないので、もし成功したら追記しますね。とっても簡単なのは土を使った栽培方法ですが、そもそも土が無いよ!って方は水耕栽培を試してみてください。土を使わずに水だけでもほとんどの植物は育ってくれます。
両方ともこんなんで本当に野菜が育つの??と不安になるほど簡単ですが、大丈夫!植物は強いので力強く育ってくれます!
大葉(シソ)の栽培方法
お庭やベランダ等、土を置くスペースがある場合はこちらの方法で再生栽培を始めてみてください。大葉(シソ)は一度植えたらこぼれ種で毎年生えてきてくれるとてもありがたーい植物です!
お庭にスペースがある方は、是非お庭で種から育ててみてください
用意するもの
・庭の端っこorプランターor容器
・土(培養土orバーミキュライトやココヤシピートでもOK!)
・(あったらよい)鉢底石
・(あったらよい)肥料
・大葉(シソ)の種
種まき
※お庭の端っこで栽培する場合は、③から始めてください。プランターで栽培する場合は②から始めてください。
※シソの種まき時期は4月~6月です、ほかの時期だとうまく育たない可能性が高いです。
①容器の底に、排水用の穴をあける。
②容器やプランターに、容器の1割~2割ぐらいの鉢底石を入れる。その上に土を入れる。
③種を2cm間隔でパラパラと蒔きます。蒔き終わったら1㎝程度土を被せて土をぎゅっと押し込みます。圧着すると種が流れにくなるし、種が水分を吸いやすくなるメリットがあります。
大葉(シソ)は好光性種子(=光が好き)なため、土を1㎝以上被せてしまうと発芽しなくなるよ!
④容器から染み出るぐらいたっぷりと水をかけ、日の当たる場所に置いておく。お庭なら30秒ぐらい水をかければOK!
おわり
水やりの時に容器の底から水がでちゃうので、室内なら受け皿を敷いておくといいよ!
土が乾いたら水やりを繰り替えすと、どんどん育っていくよ!
1週間に1度ぐらい雨が降ってるなら、お庭の大葉(シソ)は放置でOK!土がカラカラに乾いちゃうようなら午前中に水やりをしましょう♪
育て方
①発芽するまではなるべく「土が乾かないように水やり」を行う。
②発芽したら「土がしっかり乾いたら水やり」に切り替える。水やり方法は今本葉が1~2枚になったら半分ぐらい間引きします。
間引き=成長が遅いものや葉っぱの色が悪いもの、葉っぱの形が悪いもの、位置が悪いものを抜いちゃう事。
③本葉が4~5枚になったら、最後まで育てる苗を残して全部間引きします。苗と苗の間は20㎝ぐらい空けてください。
間引きしないと、全部小さいままになって全然大きく育たないよ!ちょっと可哀そうだけど大きい大葉(シソ)をたくさん採るため!思い切って抜いちゃって!
④用意した肥料が化成肥料や有機肥料なら、月に1、2回。液体肥料なら週に1回追肥します。
肥料を追加することを「追肥(ついひ)」というよ!肥料は植物のごはん、水やりや成長でどんどん土の中の栄養分が無くなっちゃうから、無くなる前に追加しよう!
収穫
背丈が50㎝以上になったら、下の葉っぱから順番に収穫してください。
てっぺんは収穫しちゃだめ!てっぺんを収穫しちゃうと、上に伸びなくなっちゃうよ。
8月を過ぎると、穂が出てきます。この穂しそも食べられます(穂しそは花が咲き始めたら収穫しましょう)。穂しそを収穫せずに置いておくと、実しそになります。実しそも美味しいのでぜひ食べてみてください。ただ、一つは収穫せずに残しておきましょう。カラカラに乾燥したら実しその中の種を取ります。その種をまた4月頃に蒔けばまた大葉(しそ)を楽しむことが出来ます。
大葉(シソ)の水耕栽培
庭もベランダもなく、新たなスペースが無い場合は、水耕栽培をやってみましょう!室温が一定に保たれている環境(20度~25度程度)なら、1年中栽培可能ですが、寒いと枯れちゃうので暖かくなってから始めてみるほうが簡単です。
用意するもの
・某コーヒー店のカップ容器等(ペットボトルを切ってもOK)
・キッチン用スポンジ
・培養土orバーミキュライトorココヤシピート等
・大葉(シソ)の種
・ハイポネックス微粉
種まき
①カップ上部にアルミホイルを敷く
②カップの飲み口にキッチン用のスポンジをはめ込む。
③カップ上部をひっくり返し、カップ下部と合わせる。スポンジに触れるぐらい水を入れる。
④スポンジの上に種を蒔く。5個ぐらい
⑤土等をスポンジの上にかける。種から1㎝以内
おわり
出来たカップは、日の当たる場所に置いておく
育て方
①発芽するまでは、スポンジにつくぐらいの水位を保ちましょう!
②発芽したら微粉ハイポネックスを1000倍に薄めて、カップの中の水と入れ替えましょう。
2リットルとの空のペットボトルに、微粉ハイポネックスの大きいほうのスプーン1杯と水を入れれば1000倍の液体肥料の完成!カップの水が少なくなったらペットボトルから注げばOK!めっちゃ楽~!微粉ハイポネックスには野菜は500倍って書いてあるけど1000倍~1500倍ぐらいがよく育つ気がします。
③本葉が1~2枚になったら2本ぐらい間引きします。
間引き=成長が遅いものや葉っぱの色が悪いもの、葉っぱの形が悪いもの、位置が悪いものを抜いちゃう事。
④本葉が4~5枚になったら、育てる1本を残して後は間引きします。
あんまり大きくなると困る&ゆっくり育ってほしい場合は、2本残してもOK。大きく育てたいなら1本残しで!
収穫
葉っぱが大きくなってきたら、下から順番に収穫します。
てっぺんは収穫しちゃだめ!てっぺんを収穫しちゃうと、上に伸びなくなっちゃうよ
8月を過ぎると、穂が出てきます。この穂しそも食べられます(穂しそは花が咲き始めたら収穫しましょう)。穂しそを収穫せずに置いておくと、実しそになります。実しそも美味しいのでぜひ食べてみてください。ただ、一つは収穫せずに残しておきましょう。カラカラに乾燥したら実しその中の種を取ります。その種をまた4月頃に蒔けばまた大葉(しそ)を楽しむことが出来ます。
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